原作者コメント

原作者 天野純希

前回公演の初日を観た時の、魂が震えるような興奮と感動は、今もはっきりと覚えています。
役者・スタッフの皆さんはとてつもない熱量でもって、文字で書かれた物語と音楽、踊りを現実のものにしてくれました。この舞台が好評を得て再演されるのは、原作者として、そして何より一観客として、嬉しくて仕方がありません。

では、あの一座をもう一度観られる喜びを全身で感じながら、再び傾かん!


天野 純希 「桃山ビート・トライブ」 (集英社文庫)

天野純希

1979年名古屋市生まれ。愛知大学文学部卒業。2007年『桃山ビート・トラ イブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。著書に『青嵐の譜』『南海の翼 長宗我部元親正伝』『信長 暁の魔王』など。次代を担う実力派歴史小説家の一人として注目されている。